日帰り京都女子旅No.3 京都御所 春の一般公開 その3♪
小御所は諸種の儀式が行われ、武家との対面にも用いられた場所です。
寝殿造りと書院造りの両要素が混合した様式の建物。
幕末のあの「王政復古の大号令」が発せられた日の夜、小御所会議が行われたのがこの場所です。
今回、小御所に展示されているのは大宋屏風というもので、五箇条の御誓文の宣布する儀式で使用されたものだそうです。
この屏風は、平安時代から宮中の重要な行事に良く使用されたそうで、打毬杖を肩にした唐人の歩行6人と馬上6人が描かれています。
普段は、「清涼殿」の夜御殿に置かれているそうです。
青がとってもキレイな襖絵も展示されていました。
小御所の前に広がる御池庭
小御所と御学問所の間の小庭に、蹴鞠の庭があります。
この場所で蹴鞠が催され、天皇がご覧になったそうです。
小御所の隣の御学問所。
下段の間には、原 在照氏の岳陽楼図
中段の間には、岸 岱氏の蘭亭ノ図
上段の間には、狩野 永岳氏の十八学士登瀛州図が展示されていました。
曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした御内庭。
御常御殿の東殿緑座敷の南側の杉戸は、原 在照氏の陵王納曽利
御常御殿は、天皇の普段のお住まいとして使用された御殿。
明治天皇は東京にお移りになるまで、ここをお使いになっていたそうです。
内部は15室からなる入母屋桧皮葺きの書院造りの建物。
東殿緑座敷の中央の杉戸は、岡本 亮彦氏の蹴鞠
実際に蹴鞠を見た後なので、何となくいつもと違った感じでみれました^^
御所は広いので、まだまだ続きます^^;