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文楽 不破留寿之太夫@国立小劇場

シェークスピア作品に登場する太鼓腹で好色のお調子者、フォルスタッフを主人公にした新作文楽 不破留寿之太夫(ふぁるすのたいふ) が上演されると知って、早速見に行ってきました!!
シェイクスピアの ヘンリー四世 と ウィンザーの陽気な女房たち をベースにして、鶴澤清治さんが監修・作曲、河合祥一郎さんが脚本、石井みつるさんが美術を担当したというもの。
人形や衣装、義太夫にいたるまで新たに作ったそうで、どんな内容なのか楽しみです♪
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酒飲みで好色な不破留寿之太夫は、主君の春若と遊興三昧の日々。
適当に生きる事を目的としていて、働くつもりは毛頭ないという…。
あまりの放蕩のために首が回らなくなり、春若に追いはぎをするようにそそのかされる。
しかし、武士とはいえ臆病者で戦が嫌いな不破留寿は気が進まない。
だけど酒は飲みたいし・・・ということで、自分に気があると思い込んでいる居酒屋の女房お早と蕎麦屋の女房お花にまったく同じ恋文を送り、たぶらかして酒や食事にありつこうとする。
不破留寿は自信満々で待っていると…。
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この主人公の不破留寿之太夫の人形は新たに作られたもので、へそピアスをしていたりして、今までの文楽の人形と比べて斬新な感じでしたが、とってもよかったです^^
今回は、三味線以外にも二胡や琴などが入り交じって幻想的な雰囲気が出ていて、グリーンスリーブズを三味線で美しく奏でたりしているのが、とっても印象的でした。
そうそう、三味線を弓で弾いていたんですよねー。斬新!!
劇中にシェークスピアらしき人物が登場したりして、ちょっとお茶目な演出もあったりして、面白い^^
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不破留寿之太夫がとにかく適当男なんですよねー。
飲んだくれだし、嘘つきで、常に行き当たりばったり。 だけどなんか憎めなくてモテるんだよね^^
彼の最後のセリフが心に残ります。
「名誉にこだわって戦いなんてそんなつまらないことして何になるんだ。虚しい名誉のためにあくせく生きるなどまっぴら御免。愉快に楽しく生きるこそ真の生き方ではないか…。」
と言って、花道(ないから舞台を降りて客席の通路)をスポットライトを浴びながら立ち去っていくんです。
なんかちょっとグッとくるものがありましたねー。
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今回はセットも素敵で、舞台真ん中に桜の木が美しかったし、居酒屋のセットではお品書きにいろんなものがひらがなで書いてあって、普段ではあり得ないこと^^
でも、一番驚いたのは新作だからかな…人間国宝の清治さんが楽譜を見ながら三味線を弾いています。
なかなか見れないお姿ですね006.gif
字幕はなかったけど、わかりやすい言葉になっているので大丈夫でした。
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この演目、とっても面白かったので、是非再演を熱望します!!!
新作作るのって大変なのかも…だけど、どんどんチャレンジして欲しいなーと思いました。

(写真はお借りしました 040.gif
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by vvyumavv | 2014-09-27 20:11 | イベント・観劇
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