夏の大阪ひとり旅№5 サマーレイトショー 夏祭浪花鑑@国立文楽劇場
今回は夏休みの特別公演! 3部制になっていて、いつもより時間も短め(・・・と言っても2時間くらいありますが・・・)なので、見易いかも・・・
第3部のサマーレイトショーで、夏祭浪花鑑をやるので、見に行くことにしました。
この演目は3年前に見たのですが、夏にぴったりの印象に残った演目だったので、今回も楽しみです♪
6:30 開演だったので、まずは腹ごしらえ~♪
併設されている文楽茶屋にて、おそばをいただきました^^
夏祭浪花鑑
住吉鳥居前の段
釣船三婦内の段
長町裏の段
このお話は、大阪の夏祭を背景に上方の侠客を描いたものです。
ここでよくわからないのが、侠客。
侠客の魅力とは、他人のためや、自分の面子を立てるために、たとえ己が破滅しても、それを悔いることなく貫くという生き方にあるようです。
この夏祭浪花鑑では、その侠客たちに連れ添う女房たちの心意気までも描いていて、夏祭を迎えた浪花を背景に描く夏狂言の代表作となっていて、歌舞伎でも人気の演目です^^
このお話のモデルになったのは、
延享元年(1744年)冬、堺の魚売りが大阪の長町裏で舅を殺し、その死骸を雪に埋めたものの、翌春雪が解け事件が発覚し、処刑された事件だそうです。
今回、釣船三婦内の段の切は、竹本住大夫でした。
ご病気後、はじめて住大夫の舞台を拝見しました。
春に舞台でご挨拶された時は、少し呂律がまわらない感じだったのに、そんな様子は微塵も感じさせず、素晴らしい義太夫でした!!!
今回ちょっと残念だったのは、あまりお客さんが入っていなかったんですよねー><
東京だったら考えられない程、空席が目立っていたので、ちょっと残念な感じがしました。
大阪、あまりお客さんが入らないのであれば、東京での公演を増やして欲しいなーなどと思ってしまいました^^;
文楽を堪能したあとは、疲れていたのでTAXI でホテルに戻りました。
途中、北浜あたりを通ったのですが、このあたりって夜キレイなんですねー☆
ホテルに戻ってから、夜景を眺めながらゆっくり過ごしました^^