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クリント・イーストウッド監督 アメリカン・スナイパー

84歳になっても素晴らしい作品を生み出している名匠クリント・イーストウッドが、今度は米軍史上最強とうたわれた狙撃手クリス・カイルのベストセラー自伝を映画化!!
あんまり戦争映画は好きではないのですが、イーストウッドの映画だから、単なるドンパチ映画で終わる話ではないよなーと思い、見に行くことに…。
いろいろと考えさせられる物語で、ラストはちょっと衝撃でした…。
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米海軍特殊部隊 ネイビー・シールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)は、イラク戦争の際、255人の敵兵を射殺(うち米海軍が公認したのは160人)した狙撃手として、多くの仲間を救い、味方からはレジェンドと賞賛され、敵からは悪魔と恐れられる。
そんな彼に懸賞金がかけられ、命を狙われることに…。
数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。
過酷な戦場を生き延び妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことになる。
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カウボーイの家に育ち、他者を守るという教えを受けたクリスが、イラク戦争の中でその信念を強く貫いていくのだけど、戦争が身近に感じられない日本人にはちょっと理解できない部分であるかな…。
帰還したあと、心の傷に苦しみ、カウンセリングを受けた時、何人も射殺してしまったことによるストレスなのかなぁーと思っていたら、「射殺した全ての理由を神の前で説明できる」と強く語り、救えなかった仲間に対する気持ちが傷になっていることがわかり、ちょっと衝撃でした。。。
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ちょっと驚いたのは、狙撃するために待機している時や移動時に、家族に電話をしていたこと…005.gif
奥さんの立場で考えると、銃弾の音が聞こえる中で電話されても心配でたまらないだけだから勘弁してーなんて思ったりしたのだけど、実際もこのようなシチュエーションで電話したりするのだろうか??
どうでもいいけど、気になったのでした^^;
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実在のクリス・カイルは、13年2月、米テキサス州の射撃場で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患う元海軍兵に射殺され、38歳で死去しました。
カイルは、ボランティア活動の一環としてPTSDの元兵士たちの支援を行っていたという皮肉…。
映画ではカイルが殺されたところは見せずに、送り出す奥さまがドアを閉める際に犯人を見る目のアップとなります。
その後、墓地に向かう車列をアメリカ市民が見送る実際の映像が流れ、エンドロールは無音!!
最初は、えっ!? 何が起こったの?? と思ったのですが、それぞれが考える時間だったのかな…と。
子供を射殺するシーンやドリルで殺すシーンなど、強烈なシーンもありましたが、でもこれが戦争の現実なんでしょうか…。
いろんなことが頭をよぎって、やっぱりどぉーーんと心が重くなり、考えさせられました。
クリント・イーストウッド監督 アメリカン・スナイパー_e0194987_1933735.jpg

余談ですが…
映画を観終わって、トイレに入ったらトイレットペーパーが松田龍平くん主演の ジヌよさらば だった037.gif
この映画も観たいんだよね〜♪
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by vvyumavv | 2015-03-11 20:46 | Movie&Book
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